【長寿祝いのメッセージ】
両親・祖父母が感動するお祝い文例集
両親や祖父母の長寿祝いに感動的なメッセージを贈りたいけど、どう書けば……。
そう悩んでいる人へ、感謝の言葉がしっかりと伝わる文例をご紹介します。
「イチから文章を考えるのが苦手」という人も、本記事を参考にすれば長寿祝いのメッセージ作成もスムーズ。両親や祖父母が感動する、心のこもった言葉でお祝いできますよ。
メッセージカードや本格的な感謝状を用意して、ぜひ喜ばれる長寿祝いをしてあげてください。
喜ばれる長寿祝いのメッセージとは?書き方のポイント
まず最初に、長寿祝いメッセージを書くときのポイントを3つご紹介します。
ポイント1.お祝いの言葉はシンプルに
最初に必ず入れるのは「お祝いの気持ちを表す言葉」です。
長寿祝いのメッセージを身内へ贈る場合、「この度、還暦を迎えられたことを心からお祝い申し上げます」など形式ばった書き方は不要。「おめでとう」「おめでとうございます」で問題ありません。
ポイント2.感謝の言葉を入れる
長寿祝いのメッセージで重要なのは、「普段はなかなか言えない感謝の気持ち」をどう言葉で表すか。両親や祖父母からすれば、めったに聞かない感謝の言葉だからこそ、いっそう胸を打ち、感動するはず。
感謝の言葉を入れるとき、具体的なエピソードを盛り込むことをおすすめします。
準備の際に思い出話を箇条書きにすると、「あのときはありがとう」というメッセージが自然に浮かび上がってきますよ。
【例】
-
お父さんが40年間も働き続けてくれた
→ 自分が社会に出て家庭を持てたのは、お父さんが40年間も働き続けてくれたお陰です! -
お母さんが病院へ連れて行ってくれた
→ 体調を崩したときは、いつもお母さんが病院へ連れて行ってくれたよね。ありがとう! -
おじいちゃんが夏休みに遊んでくれた
→ おじいちゃんがたくさん遊んでくれるので、毎年夏休みが大好きだった。ありがとう! -
おばあちゃんが料理を作ってくれた
→ お正月は、おばあちゃんの手料理が食べられるから嬉しかったよ。どうもありがとう!
ポイント3.元気になる言葉を入れる
感謝の言葉とともに長寿祝いのメッセージに入れておきたいのが、「これからの健康を気づかう言葉」です。主役がより元気で前向きな気持ちになる言葉を添えれば感動してもらえますよ。
【例】
- お父さんの長生きは私たちの幸せでもあります。これからも健康には気をつけてね。
- 次の長寿祝いもみんなでできるよう、まだまだ元気でいてください。
長寿祝いメッセージの書き方のポイントを3つご紹介しました。
まとめると、基本的な骨組みは「おめでとうの言葉+感謝の言葉+激励の言葉」です。
メッセージといえば手紙やメッセージカードが主流ですが、ネットで簡単に注文できる感謝状も人気。伝えたい言葉を昔ながらの感謝状のフォーマットに落とし込めば、長寿祝いのムードもさらにアップして喜ばれます。
お祝いの席のサプライズとして感謝状の贈呈をこっそりと計画したら、その場がいっそう盛り上がるでしょう。
【完成イメージ 】
長寿祝いのメッセージ文例集
長寿祝いのメッセージ文例をご紹介する前に、どのようなお祝いがあるのかを簡単におさらいしておきましょう。
長寿祝いは「数え年」でお祝いするのが一般的でしたが、現在は「満年齢」で祝う方も増えています。
長寿の名称 | 年齢 |
---|---|
還暦(かんれき) |
60歳 (数え年61歳) |
古希(こき) | 70歳 |
喜寿(きじゅ) | 77歳 |
傘寿(さんじゅ) | 80歳 |
米寿(べいじゅ) | 88歳 |
卒寿(そつじゅ) | 90歳 |
白寿(はくじゅ | 99歳 |
百寿(ももじゅ・ひゃくじゅ) 紀寿(きじゅ) |
100歳 |
茶寿(ちゃじゅ) | 108歳 |
皇寿(こうじゅ) | 111歳 |
長寿祝いを行うタイミングは、誕生日のほかに、家族が集まるお盆やお正月、GWなどの大型連休などが多いようです。お祝いの日に間に合うよう、感動的なメッセージを準備しておきましょう。
還暦祝いのメッセージ文例
還暦とは満60歳(数え年で61歳)の長寿祝いです。
60年で干支が誕生年に還ることから「還暦」と呼ばれるようになりました。
テーマカラーは「赤」。
それでは、還暦祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
還暦おめでとう! 大好きなおじいちゃん(おばあちゃん)のお家に行くのが、いつも本当に楽しみです。夏休みは毎日遊んでくれて、どうもありがとう。一緒に〇〇〇や〇〇〇(ゲーム、卓球、魚釣り、等々)ができて嬉しかったよ。
これからも身体を大事にして、まだまだ長生きしてね!
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
還暦おめでとうございます。いつも若々しいので、「もうそんな歳か!」と驚いています。僕(私)が大学まで行かせてもらい、いまの会社で働けているのも、お父さん(お母さん)がずっと支えてくれたお陰です。本当にありがとうございます。
これからは僕(私)たちがお父さん(お母さん)を支える番です。健康に気をつけて、長い人生を大いに楽しんでください。
古希祝いのメッセージ文例
数え年70歳の長寿祝いである古希は、中国・唐の時代の詩人・杜甫による詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来しています。
テーマカラーは「紫」です。
それでは古希祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
古希おめでとうございます! ずっと僕(私)たち家族のことを気にかけてくれて、本当にありがとう。遊びに行ったときおじいちゃんとおばあちゃんが用意してくれる美味しい家庭料理に、いつも感激しています。
僕(私)が成人したら、今度はこちらが美味しいお店でご馳走するね。だから、身体に気をつけて、ずっと長生きしてください。
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
古希おめでとうございます。無事に節目のお祝いをすることができ、とても嬉しく思います。僕(私)が社会に出るまで家族をずっと支えてくれ、いまはアクティブに趣味を楽しんでいるお父さん(お母さん)。本当に感謝し、尊敬しています。
いつまでも変わらず元気だけど、くれぐれも健康には気をつけてください。また今度、みんなで温泉旅行に行きましょう。
喜寿祝いのメッセージ文例
喜寿は数え年77歳の長寿祝い。
「喜」を草書体で書けば「七十七」と読めることから、この名称が付けられました。
テーマカラーは古希と同じく「紫」です。
それでは、喜寿祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
喜寿おめでとうございます! このおめでたい日を健康で迎えてくれて、僕(私)たち家族みんなも幸せを感じています。
おじいちゃん(おばあちゃん)のお家に行ってお父さん(お母さん)の昔話を聞くのが本当に楽しみです。いろんなエピソードから、家族の大切さを教えられました。
いつまでも健康に気をつけて、まだまだ長生きしてくださいね。
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
喜寿おめでとうございます。古希のお祝いをしたのがつい最近のような気がします。お互いずっと健康で過ごせたので、あっという間でしたね。
僕(私)の子どもも、間もなく大学生です。自分の学生時代の姿を重ね合わせ、大学まで行かせてもらえたことにあらためて感謝の気持ちがこみ上げてきました。本当にありがとうございました。
これからも身体を大切に、大いに人生を楽しんでください。
傘寿祝いのメッセージ文例
傘寿は数え年80歳の長寿祝い。「傘」の略字「仐」を縦に読むと「八十」に見えることに由来しています。
テーマカラーは「黄(金茶)」です。
それでは、傘寿祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
傘寿おめでとうございます! 子どもの頃からずっと可愛がってくれて本当にありがとう。ゴールデンウィークや夏休みには、いろんな所へ一緒に行ったね。楽しい想い出が、いまも忘れられません。
これまでお世話になったぶん、これからは僕(私)が、おじいちゃん(おばあちゃん)のお役に立てればと思っています。いつまでも健康で長生きしてください。
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
傘寿おめでとうございます。僕(私)たちの子どもも、ようやく手を離れました。長かった子育てを思い返すと、お父さん(お母さん)に偉大さをひしひしと感じます。これまで育ててくれて、本当にありがとうございました。
これからは、思う存分、僕(私)たちを頼ってください。お父さん(お母さん)がまだまだ長生きできるよう、精一杯支えていきます。
米寿祝いのメッセージ文例
米寿は数え年88歳の長寿祝いです。
「米」の字を分解すると「八十八」に見えるため、この名称となりました。
テーマカラーは傘寿と同じく「黄(金茶)」です。
それでは、米寿祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
米寿おめでとうございます! いつも僕(私)たち家族を見守ってくれていて本当にありがとう。みんなが幸せに暮らしてこれたのも、おじいちゃん(おばあちゃん)が一生懸命に家庭を支えてくれたお陰です。感謝の気持ちしかありません。
いつか、おじいちゃん(おばあちゃん)に曾孫を見せたいので、それまでどうか健やかに過ごしてください。また遊びに行きますね。
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
米寿おめでとうございます。こうして八十八歳のお祝いができたことを、心から嬉しく思っています。
遠くまで出かける機会が少なくなりましたが、また昔のように家族そろって温泉に行きましょう。これからもよろしくお願いします。
それでは、健康に気をつけて、まだまだ長生きしてください。
卒寿祝いのメッセージ文例
卒寿は数え年90歳の長寿祝い。
「卒」の略字「卆」が縦に読むと「九十」に見えることに由来します。
テーマカラーは「紫」または「白」です。
それでは、卒寿祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
卒寿おめでとうございます。おじいちゃん(おばあちゃん)が元気に90歳を迎えられたことを本当に嬉しく思っております。
子どものころは、よく公園で遊んでくれたよね。今度は僕(私)がおじいちゃん(おばあちゃん)の行きたい場所に連れて行くので、いつでも言ってくださいね。
これからも健康に気をつけて、長生きしてください。
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
卒寿おめでとうございます。もう90歳ということに驚きですが、現代は人生100年時代。まだまだ長生きしてください。
自分の子どもが手を離れ、これまでの子育てのことを振り返って、お父さん(お母さん)の偉大さをあらためて感じています。本当にありがとう。そして、これからも変わらずよろしくお願いします。
白寿祝いのメッセージ文例
白寿は数え年99歳の長寿祝いです。
漢字の「百」から一番上の「一」を引くと「白」になるため、99歳のお祝いとなりました。
テーマカラーは「白」です。
それでは、白寿祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
白寿おめでとうございます。元気で長生きしてくれたことはもちろん、その間ずっと私たち家族を見守ってくれて感謝しかありません。本当にありがとうございます。
おじいちゃん(おばあちゃん)の明るく前向きな姿に、ずっと前から憧れてきました。これからも変わらず、健康に気をつけて人生を楽しんでくださいね。
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
白寿おめでとうございます。こうして一緒にお祝いすることができたのも、長生きしてくれたお陰です。これまでお世話になり、本当にありがとうございました。
いよいよ来年は100歳を迎えますね。いまからとても楽しみです。
また家族そろって笑顔でお祝いできるよう、くれぐれも健康に気をつけて、毎日をのんびりと過ごしてくださいね。
百寿祝いのメッセージ文例
100歳の長寿祝いだから「百寿」(読みは「ひゃくじゅ」または「ももじゅ」)。
一世紀を表すため「紀寿」ともいわれます。
テーマカラーは「白」または「桃色」です
それでは、百寿祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
百寿おめでとうございます。節目の100歳のお祝いができることを本当に嬉しく思っています。また、激動の一世紀を生き抜いたおじいちゃん(おばあちゃん)は僕(私)たちの誇りです。
これからも明るく元気に毎日を楽しんでください。家族一同、おじいちゃん(おばあちゃん)を全力でサポートしていきます。
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
百寿おめでとうございます。ついに100歳の大台を迎えましたね。人生の大きな節目をみんなでお祝いできることを大変嬉しく思っています。
自分も歳をとりましたが、常に前向きに生きているお父さん(お母さん)の存在が、いつも勇気と元気になっていました。これまで本当にありがとうございます。
世界最高齢を目指して、これからも健康に気をつけて毎日を過ごしてください。
茶寿・皇寿祝い(100歳以上)の
メッセージ文例
茶寿は108歳の長寿祝い。
「茶」が「八十八」と2つの「十」に見えることから「88+10+10=108」となり、この年齢の長寿祝いとなりました。
皇寿は111歳の長寿祝いです。
「皇」の白は白寿と同じく「九十九」、「王」は「十二」と解釈し、合計が「111」となるため、この歳での長寿祝いと定義されました。どちらもテーマカラーは特にありません。
それでは、茶寿・皇寿祝いのメッセージの文例をご紹介します。
【孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ】
おじいちゃん(おばあちゃん)へ
茶寿(皇寿)おめでとうございます。百寿のお祝いから、あっという間でしたね。おじいちゃん(おばあちゃん)が元気でこの日を迎えられたことを誇りに思います。
約半世紀も前からずっと可愛がってもらい、たくさんの楽しかった思い出が次々とよみがえってきます。本当にありがとうございました。
これからも身体を大事に、人生を謳歌してくださいね。
【息子・娘から両親へ】
お父さん(お母さん)へ
茶寿(皇寿)おめでとうございます。長寿祝いはたくさんありますが、茶寿(皇寿)のお祝いをされる家族は、そう多くないでしょう。こうしてお父さん(お母さん)の節目をまたお祝いできることを、本当に嬉しく思っています。
僕(私)も若くはないですが、一世紀以上も生き抜いてきたお父さん(お母さん)をみていると、自分もまだまだだなと励まされます。これからも元気に過ごしてください。
長寿祝いに感謝状を贈る
ご家族が増えています
還暦(61歳)から皇寿(111歳)まで、長寿祝いのメッセージ文例をご紹介してきました。これらの文例を参考に、自身の思い出話や感謝の気持ちを盛り込んでみましょう。
また、最近は長寿祝いに本格的な感謝状を贈るご家族が増えています。
ご紹介した各文例は、感謝状にも適した文字数です。ぜひ、これらの文例を自分流にアレンジして、元気に長寿祝いの日を迎えられた主役に感謝状を贈ってみてはいかがでしょうか。
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